ヘルシー&ハッピー スギヨ SUGIYO.CO.,LTD
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当社は江戸時代より家業として鮮魚問屋、定置網業を生業としており、明治元年に現在の基本となる練物を地元の能登半島七尾市に創業、そのルーツは300年以上前に遡(さかのぼ)ります。美しい自然と豊かな食文化が残るこの能登で、当社は、練り製品を主体とし、常に業界をリードする技術力で数々のヒット商品を世に送り出してきました。
明治40(1907)年に製造・販売を始めた「ちくわ」は、既に100年ブランドになっています。当社が販売網を全国に広げる足がかりとなったのが、昭和27年に発売した「ビタミンちくわ」です。アブラザメの肝油に含まれるビタミンA、Dを配合したこの「ちくわ」は、栄養事情が厳しかった戦後復興期のころ、飛ぶように売れ、半世紀余りを経た現在も、当時のままの商品名でご愛顧を頂いています。
 昭和47年に当社が世界で初めて開発し昭和48年の暮れから発売を始めた「かに風味蒲鉾」、いわゆるカニカマは翌年以降、爆発的なヒットで業界に革命を起こし、当社の販路を海外にまで広げる発展をもたらしました。この技術をさらに磨いて開発した「香り箱」は、「本物のカニを超えた」とも言われ、平成18年の第45回農林水産祭で最高賞の天皇杯(水産部門)に輝きました。
 大都市から離れた能登に本社機能を置く当社は、地理的ハンディを技術力と商品力で克服してきました。別の言い方をすれば、自然と食文化に恵まれた能登の風土が、当社独自の創造力や企業精神を生み出しているようにも思えます。
 日本三大魚醤の一つ「いしる」は、能登が誇る食文化の一つです。機能性に優れたこの発酵食品は、健康増進の要素に満ちています。当社は、こうした先人の智恵に科学的アプローチを加え、おいしくて体に優しい新商品を開発していきたいと考えています。
 新たな挑戦として、平成19年春には、地産地消と地域振興を目的に農業へ参入しました。新鮮な自社栽培の野菜、つまり大地の恵みを海の恵みと組み合わせ、従来にはない食品の開発に活かしていきます。
 当社は、こうした地域に根ざしたローカリズムと、世界を見据えたグローバリズムを主眼に据えています。世界的に魚の消費が増加する中で、主原料の調達ルートの開拓と付加価値の高い輸出製品の開発に力を注いでいます。これらの事業と並行して、食品の安全確保に万全を期し、衛生管理の向上にたゆまぬ努力を続けています。
 製造、品質管理、このいずれにおいても、さらなる発展のカギは、持ち前の技術開発力です。あのカニカマのような革新的な技術で、再び食品業界の歴史に残る大ヒット商品を生み出す―。この熱い開発魂をバネに、未来志向の当社は、一歩一歩着実にその夢の実現に向かって進んでいます。

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