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第一回スギヨのおいしい災害食ワークショップ【災害・災害食のことを知ろう】

日時:2022年5月7日(土)

場所:七尾市矢田郷地区コミュニティセンター2F 視聴覚室

テーマ:災害・災害食について知ろう

講演会&ミニワークショップ

講師:

▶︎北陸学院大学 田中純一 教授 博士(社会環境科学)・災害社会学・環境社会学・災害復興論

▶︎七尾市市民生活部防災交通課    赤岩隼人 先生

内容:

田中先生による講演

赤岩先生による七尾市の災害時の情報

質疑応答&対談

大森氏によるミニワークショップ

 

 

【災害について】

災害はいつ起こるかわかりません。もし、災害が起こったらどうしますか?

自分が非難すべきかの判断。家の耐震は?

避難するなら、どこが避難所になるのか。

避難所までどうやって行くのか。

避難所まで自分の身体能力的に何分でたどり着くのか。(家族が一緒だったら何分かかるのか)

行政が出す警戒レベル、それぞれの数字はどのくらいのレベルなのか。

どのタイミングで避難しはじめれば避難所に向かう途中で被災しなさそうか。

パッと答えられないことばかりです。。。

身近で起こるかも知れない災害については、市役所のWEBサイトなどでハザードマップをしっかり確認し、

災害別で避難する手段やタイミングなどもシミュレーションしておくことが必要です。

 

 

【災害食について】

参加者に聞いた【災害食】

▶︎災害食として思い浮かぶイメージや食べ物。。。

冷たい、固い、美味しくない、元気が出ない、長期保存のものって何が入っているの?と不安、、、

 

▶︎災害時に食べたいもの。。。

温かいもの、普段から食べている好きなもの、美味しいもの、明日の勇気が湧いてくるもの、、、

 

実は、、、

イタリアでは、災害当日から温かいパスタ、赤ワイン、白ワインなどを食べています。

日本の災害時イメージとのギャプがすごい、、、

 

災害が起きた時、支援物資がもらえるから何とかなると思っている方も多いと思いますが、、、

1日目は支援物資はないと考えた方が良いです。

2日目以降も、支援物資がもらえる状況かどうかは災害の種類や程度にも左右されてきます。

さらに、地域のよって違いはありますが、支援物資の大半は菓子パン、おにぎり、カンパン、アルファ化米、カロリーメイトなどです。

資金に限りがありますので、お腹いっぱい食べることは難しいです。

そんなこんなで、被災生活で健康を害してしまう人も少なくありません。

 

災害が起きたからと、自分は被災者だからと、大人しく支援されるのを待っていなければいけない訳ではありません。

自分が健康な状態で命を繋ぎ、災害を乗り越えるために自ら動いても良いのです。

冷蔵庫に残っている食材で、1食目は豪華に食べて気分を上げるもの良いです。

近所の人と持っている食材を持ち寄って食べるもの良いです。

災害時、すき焼きや焼肉をしたっていいのです。

「美味しい」はカラダも心も元気にしてくれます。

 

 

次回ワークショップは、災害を乗り切る知恵の調理を体験します。

 

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