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DXへの取り組み

トップコミットメント

 構造改革の必要性

 今後の構造改革の方針として、IoT、DXの必要性を発信しています。

 2.製造力強化 IoT化による生産性向上へ

 多品種少量の生産体制において工場設備の稼働状況を可視化し、進捗管理を効率的に実施する必要がある。汎用性のあるロボットやデジタル技術の積極的導入による生産性・品質の向上、省人化・省力化、コスト削減、人材育成を実施する。調達、販売、受発注管理などデータの一元管理により、需要変動対応力強化及び低コスト製造追及を進めていく。

 4.競争力強化 事務の効率化・DX推進

 デジタルでの受発注・決済への移行により、間接業務が飛躍的に効率化している。デジタル戦略を社内において牽引する組織として、2021年DX推進部を立ち上げた。工場の生産性向上により生み出されたリソースを有効活用し、独自の競争力を強化していく。企業の総合力を見直し、スピード感ある、より高度な業務への変換を図る。

 

 目指す将来像

 当社は中期経営計画にて、10年後(2032年)の目指す姿、「食品のリーディングカンパニーの追求」「美味しさ!楽しさ!面白さ!の追求」「コラボレーションの追求」を定義し、消費者が本当に欲しい商品を提供できることを目指しています。

DX戦略

 中期経営計画を実現するために、データの利活用、工場内DX、企業内DXの取組が不可欠であり、当社では以下のDX戦略に取り組んでいます。

<AI/IoTを中心としたデジタル技術の活用>

 スマートファクトリーを目指し、AI・IoT・RPA等活用し、工場内の生産性向上、自動化、見える化を実現します。

 現在は紙ベースで機器から取得している情報を、IoTを活用しデータを取得し、RPAを活用しデータの一次変換を行い生産状況をデータベース化し、BIツールを活用することで、生産状況の見える化・ダッシュボード化に取り組んでおります。
将来的に生産状況の見える化を進めることで、現状の生産体制の問題点を洗い出し、生産性向上を目指します。

<生産・調達領域での品質・工程・保全の情報の高度化>

 生産計画やスケジューリング、調達プロセスを自動化することで、プロセス効率の向上やコスト削減を図ります。

 現在は人の経験やカンに頼っている調達業務や生産計画を、SCM(サプライチェーンマネジメント)システムを導入・活用し、仕入先の選定や契約交渉の最適化、在庫管理の最適化、生産計画の最適化などをサポートし、プロセス効率の向上やコスト削減を目指します。

<各計画やシステムの垂直水平統合、データの一元管理>

 働く場所・人に依存しないデータ活用を目指し、消費者が本当に欲しい商品を分析できる、ITインフラの整備を目指します。

 現在は各部署・各拠点ごとに管理している紙媒体もしくは電子データを全社共通のファイルサーバーへの電子データで保管することで、部署、拠点に依存しないデータ閲覧が可能な環境整備を目指します。
また、各システムで個別に管理されているデータを連携・統合し、システムのデータを一元管理し、経営ダッシュボードによりデータの可視化し、各部署や担当者がリアルタイムに業務状況を把握し、迅速な意思決定を行えるITインフラの整備を目指します。

 

社内体制

・DX推進体制

 2021年度から「DX推進部」を立ち上げ、働く場所に依存しないインフラ整備の実施、IoT・RPA等活用し、生産性向上を進めている。また、部署間を跨いだ「DX推進プロジェクト」にて工場DX、バックオフィスDXを進めている。

・人材育成

 各部署にDXを牽引する人材の配置を目標に、全社員向けに外部講師によるデジタル活用セミナーを定期的に開催し、全社員のITリテラシーの向上を図っています。
2022年度は経済産業省が主催する「マナビDX Quest」への参加し、情報処理技術活用への理解を深めるとともに、外部の「DXエンジニア養成講座」に参加し、データ利活用できる人材の育成に取り組みました。

 

環境整備

 「DX推進プロジェクト」では役員に向けて進捗報告を行い、進捗及び次年度課題について報告し、次年度の設備申請として盛り込み、DX環境の整備を行っています。工場内のペーパーレス化に向けて、部署間を超えたデータ活用について進めています。

 「DX推進部」では工場内を含めた社内のWifi環境を整備し、IoT技術を活用し働く場所に依存しないデータ活用やペーパーレス化できる環境を整えました。

 

DX戦略達成度

 中期経営計画で定めた10年後(2032年)の成果目標は以下の通りです。

 ・営業利益率10%

 DX戦略達成度の指標として、以下を掲げています。

 ・歩留・生産性のデータ化及びダッシュボード導入・活用

 ・SCMシステムの導入・活用

 ・経営ダッシュボードの導入・活用

 

DX戦略の進捗状況について

 2022年度、「DX推進部」及び「DX推進プロジェクト」はDX戦略の基盤となる、情報処理技術の活用基盤を構築しました。

<AI/IoTを中心としたデジタル技術の活用>

 ・工場内Wifi環境構築

<生産・調達領域での品質・工程・保全の情報の高度化>
<各計画やシステムの垂直水平統合、データの一元管理>

 ・全社共通のファイルサーバーの運用開始

 ・「情報セキュリティ基本方針」及び「情報セキュリティ管理規程」の策定

 

DX認定制度「DX認定事業者」の認定取得について

DX認定ロゴ

DX認定制度とは、「情報処理の促進に関する法律」に基づき、「デジタルガバナンス・コード」の基本的事項に対応する企業を国が認定する制度です。

当社は、2023年5月1日付でDX認定制度における「DX認定事業者」の認定を取得しました。

今後もDX戦略を推進し、お客様や地域社会に貢献してまいります。

 

令和5年3月7日 4月20日 5月1日

株式会社スギヨ

代表取締役社長 杉野 哲也